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影片みか専用衣装・ダークロマンスについての考察(あんさんぶるスターズ!!)

はじめに

 これはあくまで私の考察です。先に結果を定めて辻褄を合わせるために色々ネットで調べたものなので,皆さんの考える際の参考程度に捉えてください。

 

ダークロマンスのモチーフはなぜ蝶なのか

 影片さんの衣装のモチーフが蝶なのは,蝶に「魂を運ぶもの」という意味があるからだと考えています。Valkyrieの名前の由来は北欧神話の戦乙女です。そんな戦乙女達の役割の中に戦士たちの魂を選別し,ヴァルハラへ運ぶというものがあります。なのでValkyrieと同じ魂を運ぶものとして蝶を選んだのではないでしょうか。また蝶には「成長」の意味もあるので,初めて完全オリジナルの衣装(はじめての衣装)を作製するまで成長したというアピールの意味もあると思います。

 

モチーフとなった蝶とは

 

 モチーフになった蝶はユリシス(和名:オオルリアゲハ)だと思っています。

 ユリシスは羽を閉じていると黒や茶色などの目立たない色なのですが,羽ばたくと光を反射して輝く瑠璃色が現れます。光があるからこそ美しさが発揮されるのは,斎宮宗がいるからこそより美しさが引き立つ影片みかのようではないでしょうか。

 またユリシスは黒い部分に三日月形の模様があるのと,ピンク色の花を咲かす木を好むという習性が影片さんに共通しているというのも理由です。

  宗さんの専用衣装が実装されてから個人的に1番重要なポイントなのですが,ユリシスは『ブルーエンペラー』と呼ばれている蝶なんです...!!! (スカーレットエンペラー...!?)

 

蝶はどこからきたのか

 元々影片さんがモチーフの案として挙げていたのは骸骨,髑髏,宝石,人形,亡霊の5つです。ではどこから蝶が出てきたのでしょうか。

 肋骨と背骨のようなものが骸骨で,宝石も衣装にあります。これだけ見ると採用されたのは骸骨と宝石だけのようですが,髑髏と亡霊は蝶に置き換えるという形で採用したのではないでしょうか。

 そもそも髑髏は白骨化した頭蓋骨のことです。その頭蓋骨には蝶形骨という骨の形が蝶のようであることから名付けられた骨があります。影片さんが頭蓋骨について調べ,蝶形骨を知ったとしたらそこから蝶へと連想してもおかしくはありません。そして蝶は上記で述べた魂を運ぶものや魂の象徴などの意味があるため,死者の魂である亡霊の要素も入れられると考え,髑髏と亡霊を蝶に置き換えたのでは?と思っています。ちなみに人形を採用しなかったのは,影片さんが宗さんに人形から人間になると誓ったからでしょう。

 

不完全な美

 私は斎宮宗が完全な美,影片みかが不完全な美だと思っています。身近な不完全な美だと三日月がありますね。(個人的に不完全な美といえばミロのヴィーナスです)

 今回のダークロマンスの美を不完全にしているのは肋骨と背骨ではないでしょうか。特に背骨の一部のみだけむき出しというデザインはもう一つのモチーフである蝶をも歪にしています。(肋骨と背骨のみ→体が出来上がっていない状態での羽化)

 

おわりに

 ダークロマンスが取得できるカード『暗闇の君』のSPP対象楽曲が『Mémoire Antique』なのですが,考察してから蝶形骨が仮面舞踏会の仮面のようだと思うようになってきました。また宗さんの『妥協なき一着』のSPP対象楽曲との共通点がファンとしては嬉しいものとなっています。(知りたい方はValkyrieのアルバム(初回限定生産盤)をご購入ください)

 

 最初に述べたように今までのものは全て私の考察です。公式ではありません。ダークロマンスのスチルの背景やスキル名,宗さんの専用衣装の考察はできていませんが,いつかしたいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。