趣味の色々

趣味などについて書いていく予定です。

Valkyrie x うろこの家コラボに行ってきました

はじめに

 昨年度からあんさんぶるスターズ!!アルバムシリーズ『TRIP』が発売されており,Valkyrieも発売されています。

 

 

 

 このCDの発売を記念して,兵庫県神戸市にあるうろこの家&展望ギャラリーとのコラボが現在実施されています。(5月6日まで)

あんさんぶるスターズ!! Valkyrie x うろこの家 コラボ開幕!! | 神戸北野異人館 うろこグループ公式サイト (kobe-ijinkan.net)

 

 ということで,うろこの家をはじめ北野の異人館に行ってきました。

 

 

異人館の感想

 私が回った順に簡単な感想です。

 

①うろこの家&展望ギャラリー

 

 私は4月5日に行ったので,チケットをうろこの家で購入したのもあり一番最初はうろこの家を鑑賞しました。外壁がうろこのように見えるから「うろこの家」と呼ばれているのが可愛らしいと思いました。お庭も広くて実際に住んでいたら楽しい理想のお家でした。展望ギャラリーには絵画等が展示されていましたが,一階に展示されていた絵がとても素敵だったのでポストカードを買ってしまいました。

 

②山手八番館

 ここはサターンの椅子がパワースポットということで座らせていただきましたが,純粋に座り心地がものすごく好みでした。この館には多くの彫刻が展示されていましたが,個人的にはサターンの椅子の奥の部屋に飾られていた,絵画のストーリーに心を抉られてしまいました。

 

③北野外国人倶楽部

 何より使用人の部屋も再現されているのが楽しいですね。メイド服もあってわくわくが止まりませんでした。細かいですが,ゲストベッドルームのベッドの全長がかなり小さく,当時の人は今より小さかったのか,足を延ばして寝る習慣がなかったのか,それとも再現したのものだから縮小サイズなのか気になりました。

 

④坂の上の異人館

 西洋の香りが漂う異人館の中で,東洋の香りが楽しめるのがこの異人館です。想像する東洋の豪華な館がそのままそこにあります。骨董綺譚の影片さんがくつろいでいる妄想をしてしまいました。展示されていた中国神話のお話も面白かったです。

 

プラトン装飾美術館

 

 こちらは異人館巡りプレミアムパス対象外の館ですが,お邪魔させていただきました。実際に住まれているお家ということで,よりリアルな生活感で当たり前ではありますが,お家なのだなあと実感しました。

 

⑥ベンの家

 

 剥製が迫力があり一階だけでも楽しいですが,Valkyrie推しとしては二階がおすすめです。フィーチャー1の影片さんや『Acanthe』のような展示があります。写真をたくさん撮ってしまいました。

 

⑦洋館長屋

 壁の色がカラフルで可愛らしいお部屋が多かったのですが,それぞれの部屋でコンセプトが違う内装になっており,長屋ならではの面白い展示になっていました。ルイヴィトンについて少し詳しくなりました。

 

英國

 こちらはシャーロック・ホームズのお部屋が再現されており,ホームズが好きな方ならより楽しめる展示になっています。玄関横には簡単なホームズの衣装があり,館の中にホームズがたくさんいました。

 

Valkyrieコラボについて

 対象パスを購入する際に「秘密の合言葉」を伝えるとValkyrieのしおりを受け取ることができます。ただそれだけではなく,あちこちにValkyrieのポスターが掲示されていたり,撮り下ろしのメッセージが流れていたり,意外とがっつりコラボしていました。メッセージはかなり長く,情報たっぷりです。このブログを読んでいる貴方,行くべきです。

 

最後に

 北野天満神社や神戸布引ハーブ園にも行きまして,半日の滞在でしたがとても楽しかったです。とにかく歩くので,スニーカー等で挑むことをお勧めします。うろこの家までの坂道は急なので頑張ってくださいね。

 もっとValkyrieがいろんなところとコラボしてほしいですね。Valkyrieコラボお願いします!!!!

 

 

 

 

劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影』感想

 

はじめに

 私は毎年,名探偵コナンの映画は公開日に観に行くようにしているのですが,今年も無事公開日に観る事ができたので,ネタバレしない程度に感想を書こうと思います。

 

 

作画について

 私は基本的にテレビアニメを見ないので分かりませんが,去年の映画と作画が変わった気がします。線が比較的単一の太さで描かれていました。青山先生の原画との差が大きくなっていてわかりやすい反面,急にタッチが変わったなと感じてしまいました。今回の映画は全体的に「ここのシーン,既存ファンなら嬉しいでしょう!?」とアピールしてきているなという印象を受けました。

 

 

過去回想

 今年の映画は原作や映画の過去作のシーンが挿入されていたり,オマージュされていたりする箇所が多いです。今までも既存ファンなら気付く描写がありましたが,今年の映画はそういう描写が多い分,新規ファンでも分かるように過去回想が多く含まれています。コナンも20年以上続いている作品なので,全て履修するのは中々大変でしょうし,詳しくない人でも「この人なんかこんな感じの過去があったんだな。だから今こういう反応したんだな」とスッと理解できるようになっています。

 

 

灰原のピンチ

 割とガッツリ灰原はピンチになります。ギリギリの戦いではなく崖っぷちです。映画見終わった後の今でも「灰原よく無事だったな…」と思うくらいです。ただ灰原の魅力が詰まった映画なので灰原が好きな人は見に行くべきです。証人保護プログラムを受けるか否かで迷い,そして結論を出した時のような前向きで諦めない灰原が見られます。

 

 

主人公はコナン

 最近の映画はコナンの出番が少ないと感じていましたが,今年は例年に比べてコナンがちゃんと活躍していました。初見の人でも主人公はコナンだと分かるでしょう。私は赤井さんが好きですが,前提としてコナンが好きな上で赤井さんも好きなんです。コナンが好きである事は大前提だからこそ,名探偵コナンで好きなキャラを聞かれたら「赤井さん」と答えます。名探偵コナンが好きな人は全員コナンが1番好きだと思います。主人公がどうでもよい存在ならばその作品自体を読み続けよう,見続けようとはならないはずです。最近の映画は他のキャラクターが目立ち,コナンが添えもののような扱いをされているような気がしてちょっと不満でした。なのでコナンが活躍してくれて嬉しいです。

 

 

キールが好きな人も必見

 今年の映画で1番活躍したのは勿論コナンですが,次点はキール(水無伶奈)です。原作を読んでいる人なら分かると思いますが,彼女は黒の組織の中で危うい立場にいます。『純黒の悪夢』でも描かれていましたが,組織の人間からはスパイだと疑われているが証拠がないためグレー扱いをされている状態です。ずっと組織から監視されている中で,FBIやコナンに組織の情報を提供してくれています。彼女のおかげでコナンは組織を追うことができていると言っても過言ではないくらいの重要人物です。そんな彼女が組織の中で,普段どうやって立ち振る舞っているのかが分かって見ているこちらの胃が痛くなりました。しかしその分大活躍していますので,彼女のファンは必見です。この映画でキール好きが増えるといいなと思います。

 

 

終わりに

 ネタバレは避けようとしたらあまり深く書けませんでしたが,言いたいことは「灰原哀と水無伶奈のファンは絶対に見るべき」という事ですね。もし予習をするならば,2007年の映画『紺碧の棺』を観るのがおすすめですね。世間の評価はどうであれ,私はあの映画は繰り返し観るくらい好きな映画の一つです。予習というだけでなく純粋に観てもらえると嬉しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

蛇足

 神谷浩史さんのファンでもあるのですが,ついに!神谷さんがコナンに出演ということで嬉しいです。

 

 

 

最近の細々した出来事について

はじめに

 一つの記事にするにはネタが弱いものたちの寄せ集めです。ブログのリハビリも兼ねていますので悪しからず。

 

 

スマートフォンを変えました

 機種変更をしたのですが,プロセカの精度が明らかに良くなりました。劇的に腕が上がったと考えるより,フレッシュレートが60から120に変わったからだと考えた方が正しいでしょう。私はiPhone13proですが,Androidの中にはもっとぬるぬるな画面でプレイできる機種もあるので,プロセカの譜面に苦しめられている人でお金に余裕のある人は,ハイエンドの機種でプレイするのをお勧めします。

 

 

mocopiが欲しい

 ソニーから出たモバイルモーションキャプチャーなのですが,5万以下で買えるのが大変魅力的で心が揺れております。対応機種の少なさがネックなのですが,既にその対応機種を持っている私には+5万で3Dモデルで遊べる初期投資の低さがより際立ち,ずっとサイトを眺めています。実際に使っている映像をおめシスさんしか見ていないので,もっと参考資料を見て判断しようと思っています。

 

(おめシスさんの動画です)


www.youtube.com

 

 

斎宮宗,ついにAランクへ

 今あんスタではすごろく企画が実施されていますが,そちらでファン数5倍を引きまして,そのタイミングで宗さんがAランクへ到達しました。目出度いですね。影片さんがまだAランクまでしばらくかかるので頑張ります。

 

 

最近の流行りが分からない

 紅白に出場していた歌手の方々が分からない状態がずっと続いています。私はあんスタは好きですが,実在するアイドルはモーニング娘。さんを最近かじったくらいで全く興味がない状態です。あとはももいろクローバーZさんも少しかじっていますが,どちらも出場していないのだからどうしようもないのです。だからといって最近ハマっている打首獄門同好会さんも,名前からして紅白には一生ご縁のないバンドですし,大人しくネットの海で泳ぐことにします。

 

ももクロさんの好きな曲です)


www.youtube.com

 

(打首さんの好きな曲です)


www.youtube.com

 

最後に

 書き溜めているうちにゴールデンボンバーさんの新曲が出まして,ずっと聞いています。この曲おすすめです。


www.youtube.com

 次は一つの内容で一本の記事を書けるように頑張ります。

モーニング娘。の好きな振り付けたち

はじめに

 最近,YouTubeモーニング娘。さんのMVをおすすめしてくるようになりました。そしてまんまと再生した結果,「この振り付けいいな」ということが多かったので,紹介します。

 あくまで私個人の感想であるのと,振り付けのみについて書いていきます。またおすすめで出てきたMVのみなので偏りがあります。

 

『Help me!!』


www.youtube.com

 

 この振り付けを考えた人は天才ですね。

 同じ振りをざっくり3セット繰り返していますが,全く同じではなく歌詞割りに合わせて立ち位置が変わっています。自然な移動ができるように考えて人を配置して且つ,大人数だからこその迫力のあるダンスに仕上げています。

 

 

 

『愛の軍団』


www.youtube.com

 

 これは初めて見たとき,モーニング娘。さんたちのことを大事に思っている振り付けだなと思いました。誰もがしたことがある「手を上げる」という行為をダンスに落とし込んでいます。手を上げるのは信号を渡るときや授業中など,他の人に自分をアピールするためにします。つまり目立つための行為なのです。

 人数がいると誰が歌っているのか分かりにくいです。ですが手を上げてもらえると初見の人間でもわかりやすいです。またライブで披露する時もファンも遠くから見ても自分たちの推しが見つけやすいと思います。

 

 

 

『わがまま 気のまま 愛のジョーク』

 


www.youtube.com

 

 私の好きなポイント全部詰め合わせみたいな振り付けですが,その中でも2つのポイントに絞ります。

   まず1つ目は円を作って回転するダンスです。これはサクラ大戦の『ユンホォア~レビュウ桜花乱舞~』や,ラブライブ!の『輝夜の城で踊りたい』で既に履修しておりDNAに刻み付けられています。(世に出たのは輝夜〜の方が後だとは思いますが)

    そして2つ目は相手をシバく振り付けですが,これもイモ欽トリオさんの『ハイスクールララバイ』で生まれる前からDNAに刻み付けられています。音ハメが気持ち良い!爽快です。

 

 

おわりに

    ダンスについて何も知らない人間ですが書いてみました。振り付け師の方も凄いですが,勿論それを自分のモノにしている彼女達も凄いです。

    父が後藤真希さんが好きで初期の頃のMVを家で流していたので,モーニング娘。さんが懐かしく感じました。サクラ大戦やあんスタのValkyrieが好きなのは,あか組4の『赤い日記帳』の影響でしょうし,私の根っこにいるアイドルグループです。ずっと続いて,それもパワーアップしているのがモーニング娘。というアイドルの名前を背負う覚悟と誇りを持った女の子達の意地なのでしょう。2次元の沼にどっぷりな私でも好きになってしまうくらいのパワーがあります。

 

 

 

ローの「隠し名 」「忌み名」から考える空白の100年

 

はじめに

 なんとなく漫画『ONE PIECE』に登場する海賊「トラファルガー・ロー」の本名をもとに考察という名の妄想をしたので,正解が出る前に残しておくためここに書いていきたいと思います。

 『ONE PIECE』に関しては「にわか」というポジションです。あくまで軽い情報しか知らない人間の戯言だと思って読んで下さい。

ローのフルネーム

 ローは「トラファルガー・ロー」と名乗っています。しかしフルネームは「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」です。彼曰く「D」は隠し名,「ワーテル」は忌み名で,その2つの部分は伏せています。

 

「隠し名」と「忌み名」の確認

 この単語が作中に登場したとき,間違いがあってはいけないと思い,辞書で意味を調べました。

 

隠し名……本名を人に知られないようにするために別につけた名。変名。(広辞苑より)

  隠し名というと分かりにくいですが,ハリーポッターシリーズの作家,J・K・ローリングさんのように名前のイニシャルのみを表記しているのも隠し名の一種です。

 

忌み名……①貴人の生前の実名。②死後,生前の行状によって贈る称号。③貴人の実名の敬称。(旺文社古語辞典より)

 ①もほぼ同じではありますが,生きている人間に対しての忌み名は③しかありません。

 

 

隠し名をさらに隠している

 「D」が隠し名というのはそのままの意味で,「D」から始まる言葉を伏せているということです。なのでローが他のDの一族と違うのは,「「D」は隠し名である」という情報ではなく「隠し名をさらに隠している」ということなのです。

 

「D」とはなにか

 Dの一族は基本的に「D」を隠していません。そしてほとんどの人を世界政府は放置しています。それはONE PIECEの世界においてミドルネームが珍しいものではなく,さらにミドルネームをイニシャルで表記する人も普通であるということだと思います。

 ただロジャーやルフィがDの一族であることを世界政府が隠そうとしているのは,ONE PIECEの世界の住人がDの一族を意識しないようにするためなのではないでしょうか。白ひげのようにDの一族について興味を持つと,自然と空白の100年に行き着いてしまいますから。

 「D」自体が隠し名なので,偶然全員がDから始まるミドルネームというよりは,昔滅んだ巨大な王国の名前をミドルネームにしたという方がしっくりきます。しかしミドルネームをイニシャルで隠す文化があったとしても,敗戦国の人間が複数人も国の名前のイニシャルである「D」を名乗っていたら,粛清とまではいかなくても規制すると思います。なので世界政府と巨大な王国の構図が逆なのではないでしょうか。

 

世界政府と巨大な王国と歴史

 20の連合国VS巨大な王国で戦争が起こった結果,20の連合国が勝ち世界政府ができたという歴史になっています。しかし実際は巨大な王国の方が勝ち,そして20の連合国の歴史を乗っ取ったのではないでしょうか。戦争の際に巨大な王国が人質として確保した20の連合国の王族を天竜人として扱うことで民たちの反乱の理由を潰し,そして天竜人自体には隔離した環境で洗脳教育を施し,ゆっくりと自分たちが敗戦国の人間ではなく勝戦国の人間であると思わせるようにしていき,歴史の塗り替えを行ったのでしょう。その塗り替え期間が空白の100年なのです。

 ネフェルタリ家は天竜人になるのを拒んだ裏切り者で,世界政府が危険視している存在ですが,本当に20の連合国が勝ったのであれば古代兵器プルトンについての歴史の本文を秘蔵する必要はありません。しかし敗戦国側だったらその行動にも納得できます。遠い彼方の記憶で確証はないのですが,ネフェルタリ家は秘蔵はしていてもその理由等は知らなかったはずです。敢えて詳しい情報を継承しないことで世界政府から身を守る選択をネフェルタリ家は取ったのかもしれません。

悪魔の実について

 悪魔の実は巨大な王国が作ったものだということが前提で話を進めますが,人造で悪魔の実がほぼ再現できているのですから,悪魔の実は悪魔が気まぐれにおいて行ったものではないです。ではなぜ「悪魔の実」という名称なのでしょうか。どう考えても内情を知らない人間が付けたものです。悪魔の実」という名前が付けられていることから,「悪魔」という概念がONE PIECEの世界にあることが分かります。そして悪魔の実ONE PIECEの世界において唯一理屈が分からないものです。つまり何か分からないもの=悪魔によるものだという,日本における妖怪のような考えで付けられた名前でしょう。ならば巨大な王国ではなく負けた20の国の人々がそう表現したと考えるのが自然でしょう。つまり悪魔の実を食べた兵士たちvs非能力者たちの戦争になったわけです。

   その構図で巨大な王国と20の連合国のどちらが勝ったか想像してみてください。巨大な王国が勝ったと思いませんか?戦争が地上戦だった場合,巨大な王国が蹂躙する形になったでしょう。弱点の海もない場所で圧倒的な力でねじ伏せたことでしょう。これで世界政府が巨大な王国によって作られた説にも説得力が増した気がします。

 

Dの一族は巨大な王国の出身

 Dの一族は巨大な王国の出身ですが,巨大な王国の方針に反発し自分たちの国を裏切り,敵側に着いたが負け,歴史を取り戻す仲間の証として共通のミドルネームを持つことにし,巨大な王国の名前を採用し隠し名とすることで,「隠すべき名前」という扱いにしたのではないでしょうか。もし王国側から「D」について追及されたとしても,「王国が大好きだから入れました」と言えば乗り切れます。しかしDの一族は「D」の意味を知りません。これはネフェルタリ家と同じように,敢えて意味を子孫に継承しないことで身を守ることにしたのでしょう。

 

隠し名をなぜ隠すのか

 忌み名の説明通りならばローは位の高い人間です。巨大な王国の王族の中にも裏切った人間がいて,それがローの先祖なのではないでしょうか。そして裏切った人間たちの共通の隠し名「D」を,王族以外は堂々と名乗り王族は隠し名を隠すことで,裏切った王族の居場所を王国側に感づかせないようにしているのであれば,ローが隠し名を隠すという不思議なことになっているのも納得できます。ローの家系だけが代々何かをしているようですが,その「何か」はその情報の継承でしょう。誰かはきちんと情報を継承していないといけません。その継承する家系にDの一族の中で一番位が高い王族が選ばれるのも自然です。

 

忌み名も隠す理由

 ローは「トラファルガー」が名字で「ロー」が名前という認識のされ方をしていますが,一般的に「ロー」は名字です。「トラファルガー」という名字が実際にあるのかはわかりませんが,「ロー」が名字なのは間違いありません。つまり「トラファルガー・ロー」の中に個人を指す名前が入っていないのです。

 ではローの名前は何でしょう。忌み名である「ワーテル」です。忌み名と表現されているのでローは位の高い人間だと思いますが,普通に名前を名乗っても位の高い人間だとは思いません。なぜ名前を隠すのでしょうか。それは名前を知られると呪いで縛られるからではないでしょうか。
    呪いというと胡散臭くなりますが,名前はその人物の魂そのものであり,名前を知られる=魂を握られるという発想が,昔から日本にはありました。ローはパンクハザードでシーザーに心臓を握られて,行動が制限されていました。同じような展開が名前でも繰り広げられるかもしれません。それを防ぐために「ロー」が名前のように思わせるような名乗り方をし,名前の存在自体を隠しているのでしょう。

 

「ワーテル」という名前の意味

 「ワーテル」はゲルマン語で水を意味する言葉です。悪魔の実に相対するものですね。巨大な王国の名前を隠し名にするのと同じ考えで,ローの名前も「お前たちの弱点は知っているぞ」という王国へのメッセージになっているのではないでしょうか。

 そして今ハートの海賊団と黒ひげ海賊団が戦っていますが,私の想像する20の連合国と巨大な王国との戦争と同じ構図になっています。しかし昔は分からなかった悪魔の実の弱点を非能力者側は把握しているのですから,昔とは違う展開になりそうです。場所も海上ですしね!

 

最後に

 ローの名前を起点に,アレコレ妄想したものを無理やり考察という体にしましたが,楽しんでいただけたら嬉しいです。書きながら更に妄想を繰り返していたため,そんなに長い文章でもないのに書きあげるのに数日かかりました。本当は「ワーテル」と古代兵器を結びつけたかったのですが,ウラヌスと結びつけられず断念しました。にわかでさえこんな感じで楽しいのだから,マニアの方はもっといろいろな観点から考えて楽しんでいるのでしょう。『ONE PIECE』は奥が深いですね……

 

 

Valkyrieと紅月によるカバー『勇侠青春謳』

 

はじめに

 あんスタでは,今年度の通常楽曲としてカバー曲を追加する企画が進行しています。2ユニットで1曲,計7曲追加される予定です。そして今回私の好きなユニットであるValkyrieの順番が回ってきたので,深夜テンションのまま書いています。そのため砕けた文章になっています。ご了承ください。

 

カバー曲は『勇侠青春謳』


www.youtube.com

 

 ALI PROJECTさんは,Valkyrieの『魅惑劇』と『聖少年遊戯』を提供して下さった方々で,少なくともValkyrieが好きな人は知っていると思います。

 そして今回Valkyrieと紅月がカバーさせていただいたのが,そのALI PROJECTさんの『勇侠青春謳』なのです!

 

一緒にカバーするのは「紅月」

 紅月とValkyrieは今のところ本編で絡みが皆無なのですが,ストーリーよりも先に楽曲で絡みました。ユニットのカラーも紅月が赤でValkyrieがワインレッドと近いですし,楽曲の相性も良いと思っていたため,fusion企画で来るかな〜と予想をしていた組み合わせでした。なのでカバー企画で一緒なのも納得です。

 

公開された3DMV


www.youtube.com

 

 初見の感想としては「声低っ!!」でしたね。原曲キーのオクターブ下というのが衝撃で,暫く呆然としてしまいました。全体的にオリジナルがValkyrie寄りなため,編曲やステージなどで紅月寄りにしているのでしょう。扇子や刀を持つValkyrieは新鮮です。

 

個人的な見どころ

1.提灯の柄

 

提灯の柄が,

①2羽の鳥

②歯車

③三日月

の3種類あります。②はValkyrie,③は紅月を表しているのはあんスタユーザーなら分かると思います。

 注目するのは①の2羽の鳥です。これはシングルCD『勇侠青春謳』のCD本体に印刷されているイラストが元ネタだと思われます。つまりALI PROJECTとValkyrie,紅月のアイコンが同居しているのです。さり気なくアイコンに忍ばせているのがおしゃれな演出ですよね。

 

2.ユニットのダンスの違い

 Valkyrieと紅月のダンスに違いがあって面白いです。影片みかと神崎颯馬を見ると分かりやすいかと思います。Valkyrieはぬるぬる連続して動いていますが,紅月は動きがかっちりしています。止めが綺麗ですね。Valkyrie西洋,紅月は日本のダンスというように違いが感じられます。

 

3.歌割り

 歌割りが心をえぐってきました。プロの犯行です。あくまでカバーさせていただいている立場でキャラクターと重ね合わせてしまう罪悪感と闘うことになってしまいました。特に2番が罪深い歌割りになっています。ぜひフルで聞いてください。

 

最後に

 正直カバーはあまり好きではありません。原曲が一番良いので,言い方は悪いですがカバーは劣化したものという感じがして苦手です。実際『勇侠青春謳』も原曲が一番です。それは変わりません。なのでカバー企画が発表されたときには,「既に収録は全て終わっているのだから腹をくくるしかない」と覚悟していました。そしてカバーするのであれば,所縁のあるALI PROJECTさんの楽曲が良いと思っていました。ALI PROJECTさんの曲であれば一方的なカバーではなく楽曲交換という交流をしているのだと,そう解釈できるからです。なのでカバー曲が『勇侠青春謳』で本当に嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足

「先立つ兄らの 見えない背中を追えば」を宗さんが担当しているのが少し不思議だったのですが,「兄ら」と言っているので,最低でも兄と誰かの2人以上いる歌詞です。曲全体を見ても「兄ら」は自分より上の兄弟を指していると考えると唯一,兄がいて且つ姉もいる宗さんが合うということなのでしょう。そもそもあんスタのキャラクターで上に複数人兄弟がいるキャラクター自体が少ない気がします。兄弟がいても長男というパターンが多いですよね。少子化があんスタ世界でも進んでいる事実に気付いてしまいました……

Vivid BAD SQUAD メインストーリー(#5まで)感想

 

はじめに

 久しぶりにプロセカのメインストーリーの感想を書きますが,リリース日からプレイしていても名前すらうろ覚えな状態でキープしているため,新規と同じです。新鮮な感想をお届けしていますのでご安心下さい。

 前回のプロセカ感想はこちら↓

 

itsukisann.hatenablog.com

 

判明したこと

・杏の父(謙)はミュージシャンだった
 『KEN』という名前で少なくとも高校生の頃から活動していたが2年前に引退し,今はカフェ『WEEKEND GARAGE』を営んでいる。

 


・伝説のイベント『RAD WEEKEND』

 『RAD WEEKEND』は伝説と言われているイベントで,音楽ジャンルもバラバラだが,最高に沸かせられるミュージシャン達が集まったライブであった。

 


・こはねの才能

 こはねが化ける前兆は描かれている。杏は一緒に歌いたいと思う歌声と感じたようだ。

 


・BAD DOGS

 彰人と冬弥のグループ名で,2人で中学の頃からライブに参加していた。「最初から頭一つ抜けていた"本物"」らしい。

 


・ビビッドストリートに似たセカイ

 既に無い『RAD WEEKEND』のフライヤーが貼ってあるビビッドストリートに似たセカイが構築されている。

 


今後注目するポイント

【杏と彰人・冬弥のアプローチの違い】

 杏と彰人・冬弥は『RAD WEEKEND』を超えたいという共通の夢を持って行動している。しかしそのアプローチが違っている。

 杏は「仲間」を探していた。一方彰人と冬弥はとにかく場数を踏むようにしている。この違いは立場の違いから生まれていると思う。

 

 「伝説のイベントを超えたい」という言葉だけだと同じ夢に思えるが正確には,

杏→『RAD WEEKEND』を超えるイベントを開催したい

彰人・冬弥→『RAD WEEKEND』を超えるイベントに参加したい

 

だと思う。杏は「どうしようもなく音楽が好きな人」を探し,彰人・冬弥は最高に沸かせられるミュージシャンを目指しているのだ。 

  目指している「もの」は同じでも「主催者」と「参加者」というように立場が違うと見ている視点も違う。彰人は杏が素人のこはねを相棒に選んだことに失望していたようだが,それも仕方がないのかもしれない。彰人は杏が自分と同じ立場であると思っているのだから。

 しかし今の時点で冬弥は何を思っているのかは分からない。『RAD WEEKEND』のスチルでは杏と彰人がいたのが分かったが,冬弥は描かれていなかった。そのため冬弥は『RAD WEEKEND』に参加していなかったのではないだろうか。こはねのように冬弥も彰人に誘われて目指すようになったのであれば,そもそも超えるべきイベントのハードル自体が分からないだろう。彰人との温度差がある分,冷静に物事を見ることが出来るので,彼が彰人と杏の差に気付き彰人のストッパーになるのだと思う。

 そして杏は本心から出ている言葉なのだろうが,こはねを褒めて伸ばしている。これからこはねを褒めて褒めて褒め尽くして自己肯定感を高めて,歌うことの楽しさを獲得させるのが杏の課題でもある。どうしたって今後彰人がこはねの心を折るような展開が待っており,そしてそんな彰人を見返す展開もまた待っているであろう。そんな展開になっても「音楽が好きだ」と思えるくらいになるまで持っていく必要がある。杏のプロデュース力が試されるだろう。

 


最後に

 前回までと少し構成を変えて,既にストーリーを読んでいる人でも楽しめるように,5話までの情報で考察?をしてみました。実際との違いを楽しんでくださいませ。